三菱UFJ銀行の振込手数料比較 まとめ
どうも渡辺です。今回は三菱UFJ銀行のATMの長蛇の列の解消について考えてみます。三菱UFJ銀行は旧東海銀行の存在もあり、愛知・名古屋圏では非常に多くの顧客を持つ地方銀行でした。
※三和銀行と東海銀行は2002年1月に合併しUFJ銀行となり、その後、2006年に東京三菱銀行と合併して三菱東京UFJ銀行となり、2018年に行名を三菱UFJ銀行に改称
さて、ATMについてですが、近年は通帳維持について手数料が検討されている時代となり、オンラインバンキングの普及もあって状況が変わろうとしています。そして、UFJでも下記の通りオンラインバンキングの手数料の見直しがありました。
BizSTATION/BizSTATION Lightでは、2021年10月1日(金)より他行あての振込手数料を以下の通りに改定しました。
”https://bizstation.bk.mufg.jp/info/210716_2.html”
今の時代の流れを考えると妥当のように思いますが、ATMとオンラインバンキングの手数料を比較しています。
ATM での振込手数料
振込金額 | 3万円未満 | 3万円以上 |
当行同一支店あて | 無料 | 無料 |
当行 他店あて |
110円 | 220円 |
他行あて | 209円 | 330円 |
BizSTATION/BizSTATION Light での振込手数料
振込金額 | 3万円未満 | 3万円以上 |
当行同一支店あて | 無料 | 無料 |
当行 他店あて |
110円 | 330円 |
他行あて | 484円 | 660円 |
*ATM・三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング、テレフォンバンキング(自動音声応答))での三菱UFJ信託銀行・auじぶん銀行へのお振り込みは当行他店あて扱いとなります。
引用:https://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/furikomi/ichiranhyo.html
スマートフォンアプリ「三菱UFJ銀行」での振込手数料(個人のみ)
振込金額 | 3万円未満 | 3万円以上 |
当行同一支店あて | 無料 | 無料 |
当行他店あて | 無料 | 無料 |
他行あて | 154円 | 220円 |
*スーパー普通預金(メインバンク プラス)を利用することでさらに振込手数料の優遇あり。※リンク
ATMの振込手数料の方がずいぶん安いですね。
ちなみにこれは「法人口座」についてです。「個人口座(個人事業主)」についてはスマホアプリがあり、それを利用することで振込手数料の大幅軽減が可能です。
例を挙げてみると、「他行に5万円を20件振り込んだ場合」を想定します。この場合BizSTATIONでの手数料は 660円×20件=13,200円、ATMでは330円×20件=6,600円、差額は6,600円。これが毎月発生すると考えると、79,200円/年。
ここの部分を節約しようとする中小零細企業は事務経理担当者がATMに走るってことになっているのかと思います。現金の出入金も同時にできますからね。
改善案としては ATMとBizSTATIONの振込手数料を同額にする ことで慢性的な三菱UFJ銀行のATMの長蛇の列が解消されるのではないかと考えます。
先日、社団法人設立に伴う資金管理について、どこの銀行をメインバンクにしてどのように運用するかについて検討いたしました。結果、三菱UFJ銀行がシェア的にも便利だろうということでBizStation Lightも同時に申し込みを行いました。
やっぱりATMが多いというのと、シェア率が高いというのは便利な要素になります。ただネックはATMが混んでる点。もし仮に「BizSTATION」の方が振込手数料が安い、もしくは同等となればATMの長蛇の列も解消するのではないかと思います。